1つの仕事をずっと続けられる人もいれば、何度も転職ばかり繰り返してしまう人もいらっしゃいます。転職はメリットも多いのですが、何度も繰り返してしまうと意味がありません。
やはりどこかで安定した仕事に就いて、落ち着きたいですよね。そこで今回は仕事が長く続く人の特徴と、長続きさせる方法についてご紹介していきます。
1,仕事が続かない!
「せっかく転職してもすぐに仕事に飽きてしまう・・」
「仕事をすでに辞めたいと感じている・・」
上記のように仕事が続かなくて悩んでいませんか?私も昔は何度も転職を繰り返しており、1年と仕事が続かない時期がありました。
「いつになったら落ち着けるだろう・・・」
なんてことも考えていましたが、現在では1つの仕事に落ち着けて「ストレス」や「プレッシャー」に悩まされる日々からも開放されました。
やはり自分に合った職業を見つけられると、自然と仕事が続くようになります。まずは仕事が長続きする人の特徴を知って、自分も同じように行動する事が大切。
2,仕事が長続きする人の特徴って?
まずは仕事が長続きする人の「特徴」を見ていきましょう。そういった特徴を知ることで、仕事を続けるには何が大切か知る事ができますびっくり
仕事が長続きする人の特徴1:割り切って働いている
仕事が続く人は、仕事を割り切って行っていることがほとんどです。変に感情移入しすぎずに、自分が頑張れる範囲で頑張る。無理をしないので日頃からストレスも感じづらく、淡々と毎日仕事を行っています。
「お金のために働いている。」と考えている人がほとんどなので、「仕事で結果を残さないと・・」「もっと頑張らないと!」というように、精神的に追い詰められることもありません。
仕事を割り切って続けられる人は、プライベート面を重要視している人が多いです。プライベートでの時間を大切にして、そのために仕事もやれる範囲でやるといったスタンスです。
仕事が長続きする人の特徴2:自分の性格に合った仕事に就けている
「給料」や「休み」などを考えるのも大切ですが、それ以上に大切なのが「その仕事が自分の性格に合っているのかどうか?」です。
仕事が長続きする人の特徴は、自分の性格を知っており、その性格に合った仕事選びができています。
例えば対人関係が苦手なのに、接客や営業の仕事を選んでしまっていませんか?人と話すのが好きなのに、経理などの事務職を選んでいませんか?
何となく決めた就職先ですと、自分に合っていない職業を選びがちです。仕事選びの時は、「給料」など表面的なことを考えるのもいいですが、「自分の性格にあった仕事」をチョイスすることも大切ですよ。
仕事が長続きする人の特徴3:色々な仕事を経験している
これは私が実際に経験して心から思ったことです。興味のある仕事を一通り経験しておくと、ある程度満足して新しい仕事を探さなくなります。
一通り仕事を試すと、「この仕事嫌じゃないし続けよう。」ってどこかで考えられるようになるんですよね。
逆に何の仕事も経験していないと、「あれもやってみたい」「この仕事だったら上手くいくのではないか?」などと、別の仕事がよく見えて、いつまで経っても1つの仕事に落ち着くことができません。
とにかく興味がある仕事があれば、片っ端からチャレンジするのもいいですよ。
仕事が長続きする人の特徴4:働いてやっているではなく、働かせてもらっているという考え方
仕事が長続きする人の特徴の1つに、会社に対して「働かせてもらっている」という考えを持っていることが多いです。心から会社に感謝しろという意味ではなく、「就職先は簡単に見つからないから、働かせもらっているだけ感謝」という考え方です。
「働いてやってる。」という上から目線で考えていると、何かあればすぐに仕事を辞める事を考えてしまいます。新しい職場を探すのはそれなりに大変だし、次の職場で上手くいくかなんて分かりません。
今の仕事場がそこまで悪くないのであれば、「働かせてもらっている」という考えで仕事を続けましょう。そうすることで、仕事場で少しくらい気に入らない事があっても、我慢できる忍耐力がつきます。
仕事が長続きする人の特徴5:家庭を持っている
結婚して自分の家庭を持っている人は、大抵仕事が長続きします。逆に実家暮らしですと、仕事を辞めてもどうになかってしまうので、嫌な事があればすぐに逃げ出してしまう人が多いです。
家庭を持っていなくても一人暮らしをしている人も仕事が続くことが多いですね。毎月「家賃」や「食費」などを自分で支払わなければいけないので、そんな簡単に仕事を辞めるわけにはいかないからです。
家庭を持って子供がいる状態であれば、尚更仕事は辞めれないですよね。
仕事が長続きする人の特徴6:やりがいや目標を持って働いている
仕事を長続きさせるためには、今の仕事に「やりがい」や「目標」を持つ事が大切です。
●サービス業でお客さんから感謝されることに「やりがい」を感じている
どんな仕事でも、「やりがい」や「目標」を持つとモチベーションが高まります。モチベーション維持のためにも、何かしらのやりがい、目標は持っておくべきです。
3,仕事を長続きさせる方法とは?
さて次は、仕事を長続きさせる方法についてご紹介していきます。仕事が続かなくて悩んでいる人であれば、是非参考にしてくださいね。
続かない理由を考える
まず仕事を長続きさせる方法を知りたければ、なぜ仕事が続かないのか理由を考えることから始めましょう。
・すぐに仕事に飽きてしまう
・仕事のプレッシャーに耐えられなくなる
・人間関係
人それぞれ仕事が続かない理由はあると思いますが、自分が過去に仕事を辞めた理由に共通するものが見つかりませんか?
ちゃんと考えてみれば、何か共通する辞めた理由があるはずです。それを見つけられれば、今後の対策にも役立てられます。
興味がある仕事を一通り試す
まだ20代であれば今のうちにやりたい仕事を色々試すべきです。30代や40代になってから色々な仕事にチャレンジしたくなっても、それこそリスクが高くなってしまいます。
若いうちに興味がある仕事を色々試してみて、そこから選択肢を削っていくのがオススメです。
私も20代で色々試してみたので、自分にはどんな仕事が合っているのか分かるようになりました。就職活動が大変な場合は、「バイト」や「派遣」などで気になる職業を試してみるのもいいと思います。
一通り興味がある仕事につけば、自分にどの仕事が合っているのか分かるようになり、その仕事が長続きするようになりますよ。
一人暮らしをして追い込む
仕事が長続きしない場合は、一人暮らしをしてみるのもオススメです。毎月の支払いがあれば、そう簡単に今の仕事を辞める事はできなくなります。
親元でスネをかじっていると、どうしても気持ちに余裕ができて危機感がなくなってしまいますからね。
全く違った業種にチャレンジしてみる
保守的な人は1つの職業に固執してしまっていることが多いです。
何となく経理を始めたから次も経理。製造業でしか働いた事がないから次も製造業。このような感じですね。
自分に合った仕事を探すのは実は難しいことです。1つの仕事ばかりしていれば、それが自分にあっていると勘違いしてしまい他の職業へのチャレンジ精神がなくなります。
こういった状況に陥っている人は、一度全く違った職業にチャンレンジしてみる事をオススメします。意外と試してみることで、自分がどんな仕事を欲していたのか気付ける場合がありますよ。
背伸びせず楽な仕事を選んでみる
「給料は月に40万以上」
「社会的地位のある会社」
このように仕事面で背伸びし過ぎると、毎日の仕事が大変でツラく感じてしまいます。大変な仕事を選んで失敗しているのであれば、一度肩の力を抜いて「楽な仕事」を選択してみるのもいいですよ。
楽な仕事を選ぶと、給料や社会的地位は下がりますが、仕事でのプレッシャーやストレスがなくなり仕事を続けられるようになります。ツライ職場で何度も転職を繰り返すよりは、楽な仕事を選んで長く続けた方が価値があります。
個人的に「楽な仕事」を挙げるとしたら、「工場職」をオススメします。あまり華やかな仕事ではありませんが、お客さんの相手にする事もなく、ストレスが溜まらないのでオススメ。
これまで接客業などで続かなかったのであれば、工場職や製造業を試してみると、意外とシックリきて仕事が長続きしますよ。
職場で仲のいい友達を作る
職場で気心の知れた同僚を持つ事は、仕事を長続きさせる秘訣となります。何でも相談できる同僚が一人でもいれば、仕事の愚痴や上司への不満をぶつけ合うことができます。
逆に一人も信用できる人がいないと、吐き出す場所がなくストレスが溜まり続けてしまいます。仕事を長続きさせる方法としては、まず職場で何でも相談できる友人を作ってみましょう。
仕事で悩むのをやめる
どんな仕事を続けていても、嫌になる事は誰だってあります。アドバイスとしては「あまり仕事で悩みすぎないこと」です。
「仕事が嫌だな・・」「もっと自分に合った仕事があるのではないか?」などと悩んでいると、どうしても今の仕事に集中できなくなるし、すぐに転職してしまいます。
仕事は割り切って行い、プライベートを充実させるなど仕事以外のことを考えた方が、意外と人生上手く行くものですよ。
4,仕事が続かない人が続く仕事について
続いては「仕事が続かない人が続く仕事」についてご紹介します。
そもそも仕事が続かない人って、離職率の高い仕事を選んでしまっている可能性が非常に高いです。例えば「飲食・宿泊関係」の職業では、新卒の3年以内の離職率が50パーセント以上となっています。
つまり新卒で入社して、3年以内に半分以上の人が辞めているという事です。
反対に電気やガスなど「インフラ系の仕事」であれば、離職率は9パーセント程度。つまり、新卒の10人に1人が辞めるという事です。
このように離職率から職業を選ぶことにによっても、仕事を長く続ける事は可能です。現在仕事が続かない人は、仕事が続く仕事、つまり離職率の低い仕事を選んでみましょう!
離職率が低い仕事1:電気、水道、ガスなどのインフラ系
電気水道、ガスなどのインフラの仕事は、仕事が続かない人にオススメの職業です。実際に離職率は10%を切っており、業界でも最高水準を誇っています。
その理由としては、やはり働き易い環境だから。給料が高く休日も確保されており、大企業が多いので事業も安定しています。
離職率が低い仕事2:鉱業、採石業、砂利採取業
鉄鋼業や石業、砂利採取業なども仕事が続かない人にオススメ。鉄や石油など資源を取り扱っており、離職率が11パーセントとかなり低いです。
離職率が低い仕事3:工場や製造業
工場や製造業の仕事は離職率が低いです。私もこれまでに働いた仕事の中で、一番長続きしたのは「工場」での仕事でした。
私の場合、接客や販売系など色々試しましたが、どれも1ヶ月も持ちませんでした・・・
しかし工場勤務では5年以上働きました。現在は経営者として頑張っていますが、もし再び就職するなら、迷わず工場の仕事を探すと思います。
工場は機械が相手なので、人間関係のストレスも少なく、仕事でプレッシャーも感じません。
離職率が低い仕事4:金融・保険業界
金融・保険業界の仕事は、離職率が20%ちょっとと、水準が低い傾向にあります。金融や保険は仕事が大変そうなイメージがありますが、それ以上に給料が高いのが人気の秘密。
仕事が少しくらいキツくても給料が高いのであれば、やはりやる気が出るし仕事を辞めようとは思いません。
こういた理由から、金融や保険の仕事は離職率が低めとなっています。
5,自分に合った仕事を見つけよう!
そもそも今の仕事が自分の性格に合っていなかったり、もっと他にやりたいことがあるようであれば、仕事を続ける意味がありません。
やはり仕事を長続きさせたいのであれば、自分の能力を生かせる仕事や、心からやりたい仕事を見つけるべきです。
「自分に合った仕事なんて分からない・・・」
「やりたい仕事がない・・」
このように感じている方であれば、今すぐに焦って自分に合う仕事を見つける必要はありません。これらは色々な仕事を試すうちに、少しずつ分かっていくものです。
私もずっと接客や販売の仕事をしていましたが、工場職に就いて初めて、「人付き合いの無い仕事が自分には合っている!」と思えました。
ですので若い方であれば、焦らず色々な職業を見てみる事が大切です。
転職エージェントを活用しよう
転職エージェントを使えば、現在の仕事を辞めずに転職活動が行えます。転職にかかる「リスク」がほとんどなくなるので、これから転職を考えている人には是非オススメ。
転職エージェントは無料登録を行えば、様々な機能が使えるようになります。
まずは転職エージェントに登録して、求人をチェックしたり、他の仕事にも目を向けてみることから始めましょう!
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも規模が大きく求人数が多いことで有名です。10万件以上の求人を抱えており、様々な就職先が豊富に揃えられています。
サポート体制もしっかりしており、転職するなら必ず登録しておきたいサイトです。全体の90%が非公開の求人情報なので、他では見つからない求人が探せます。
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サポートに定評のあるパソナキャリア
パソナキャリアは、丁寧なサポートをしてくれるので、転職初心者の方にもオススメです。
細かい部分までしっかり教えてくれて、転職活動を全面的にバックアップしてくれます。転職に不慣れな方でも、パソナキャリアを使えば、自分にあった営業の仕事をすぐに見つけられるはずです。
これまでの転職支援実績は25万人、取引をした企業数は16,000社以上にも及びます。実績のあるエージェントなので、安心して任せられます。
6,まとめ
以上です。今回は仕事が長続きする人の特徴と、仕事を長続きさせる方法についてご紹介しました。
現在仕事が続かずに困っている人であれば、是非今回の記事を参考にして自分に足りないものを考えてみてください。仕事が続くようになるためには、何故仕事が続かないのか理由を考えることが大切です。
理由が分かれば、今後どのように仕事を続けていけばいいのか分かるはずです。