飲食業は人気の仕事ですが、離職率が高く、人の入れ替わりが激しい業界です。せっかく仕事に就いたのに、「仕事が合わない・・」「飲食業には向いてない・・」とならないためにも、「飲食業の向き不向き」をキチンと理解しておきましょう。
目次
1,飲食業の主な仕事内容とは?
2,飲食の仕事が向いてる人の特徴
3,飲食の仕事が向いてない人の特徴
4,良い飲食店の探し方
5,向いてないなら飲食以外の仕事探しを行う
6,飲食の向き不向きのまとめ
どんな仕事にも「向き不向き」が存在します。早く昇進したり、ストレスを抱えず仕事を続けていくには、自分に合った仕事を見つける事が大切です。
今回は、飲食業の向き不向きについてご紹介したいと思います。
これから飲食業への転職を考えている方はもちろん、飲食業を続けていくのか悩んでいる人も、是非参考にしてくださいね。
1,飲食業の主な仕事内容とは?
飲食業の仕事内容は様々な物があります。基本的なの仕事は下記の3つとなります。
●ホールスタッフ
●調理師
●本社勤務
一つずつ見ていきましょう。
ホールスタッフ
ホールスタッフはお店で働くのが主な仕事です。お客様からオーダーを取ったり、料理を運ぶ、皿洗いなどですね。ホールスタッフは「店長」「バイト」「一般社員」で構成されている事が多いです。
この中でもホールスタッフはバイトの比率が高く、店長は1人、一般社員は数名程度となります。
ホールスタッフは接客の技術が必要となります。お客様とコミュニケーションを取り、お客様に喜んでもらえるよう努力できる人が活躍できます。
調理師
調理師は調理師の免許を持ち、料理を作るのが主な仕事内容です。お店で働くためには、料理の腕を認められる必要がありますが、これはお店によって難易度が大きく変わってきます。
ファミレスや居酒屋程度であれば、調理師免許を持っており、ある程度料理ができれば働けます。
しかし割烹料理やフレンチなどの専門店ですと、専門的な技術や料理の腕が備わっていないと働く事ができません。
本社勤務
お店で働くのではなく、裏方に回るのが本社勤務の仕事です。「エリアマネージャー」「販促担当」「商品開発部」などが挙げられますね。
こういった仕事はお店で働くのではなく、一般的には本社で勤務することになります。
ホールスタッフから昇進して、本社勤務に移ることもありますが、職場によっては最初から本社勤務としてスタートできる場合もあります。
2,飲食の仕事が向いてる人の特徴
続いては飲食の仕事が向いてる人の特徴をご紹介します。自分の飲食業に対する向き不向きを理解しておきましょう。
飲食の仕事が向いてる人の特徴1:接客業が好きな人
飲食店での勤務となると、基本的にホールスタッフから始める事がほとんどです。出世すればエリアマネージャー、商品開発などで本社勤務になりますが、それまではホールスタッフとして接客を行うことになります。
お客様とコミュニケーションを取ることになるので、接客自体が好きでなければ、仕事を続けるのは難しいでしょう。
日頃から明るく笑顔で接したり、気の利いた接客を行うこと。それ以外にも、いざという時はクレーム対応を行う必要もあります。
こういった接客業が好きな人であれば、飲食業界でも上手くやっていけます。
飲食の仕事が向いてる人の特徴2:体力がある
ホールスタッフは1日中動き回ります。お客様からのオーダーを取り、料理を運ぶ。空いた時間には掃除や皿洗いを行うことになります。
基本的に1日中動き回っている事がほとんどなので、やはり体力勝負の仕事になります。体を動かすのが好きであったり、体力に自信がある人には向いてます。
飲食の仕事が向いてる人の特徴3:料理に興味がある人
飲食業界で活躍するには、料理が好きでないとダメです。
「おいしい物を作りたい!」「食べるのが好きだ!」「お客さんに満足してもらう料理を提供したい!」こういった気持ちは働く上で原点となります。
料理人でなくホールスタッフとして働く場合でも、出世を考えているのであれば、やはり料理に興味がなければ続かないでしょう。
飲食の仕事が向いてる人の特徴4:掃除が好きな人
飲食業は食材を取り扱う仕事なので、やはり汚れます。テーブルや食器はもちろんですが、トイレやキッチンなども毎日掃除しなくてはいけません。
飲食店なので清潔に保つ必要があり、掃除をする頻度はかなり多いでしょう。掃除が得意な人は、飲食業にも向いてます。
飲食の仕事が向いてる人の特徴5:やりがいを求める人
飲食業はやりがいを感じられる仕事です。お客様に料理を提供して感謝される。こういったことにやりがいを感じられる人であれば、飲食の仕事を楽しめるはずです。
3,飲食の仕事が向いてない人の特徴
続いては飲食の仕事が向いてない人の特徴についてです。
飲食の仕事が向いてない人の特徴1:人とコミュニケーションを取るのが苦手
飲食業界は接客がメインとなるので、コミュニケーションを取るのが苦手な人は向かないです。お客さんとのコミュニケーションはもちろんですが、従業員同士でのやり取りも非常に大切です。
従業員同士が連携し、情報伝達して、協力して働かなければいけません。
飲食の仕事が向いてない人の特徴2:仕事ではお金を第一に考える人
仕事に「お金」だけを求める人は、飲食業には向いてないです。飲食業は他の仕事に比べて、給料が高いとはとても言えません。
もちろん昇進してある程度まで給料アップさせる事は可能ですが、「営業職」などに比べれば少ないです。仕事でお金を第一に考える人であれば、もっと他の職業をオススメします。
飲食の仕事が向いてない人の特徴3:短気、怒りっぽい
短気な人は飲食業というよりも、接客業全般向いてないです。飲食店はお客様からのクレーム処理を行う事も多く、怒りっぽいと上手く対処できません。
さらに忙しい飲食店では、従業員もピリピリしており、お互いが場をわきまえて、相手を尊重しなくては職場の空気が悪くなります。
飲食の仕事が向いてない人の特徴4:長時間労働、残業が苦手な人
飲食業は長時間労働や残業が割りと多い業界です。お客様の状況次第で、仕事が終る時間が左右されます。
客商売をしている以上仕方ないですが、長時間労働や残業に抵抗を感じる人は、接客業自体を止めておくべきです。
飲食の仕事が向いてない人の特徴5:性格が雑
飲食店では料理を作ったり、運んだり、皿を洗ったりしなければいけません。性格が雑な人は、料理の盛り付けが下手だったり、皿洗いで洗い残しなどを出してしまい仕事でミスが出やすいです。
マメな人ですと、料理を綺麗に盛り付けられるし、お客さんへの細かい気配りなどもできます。やはり飲食店で働くには、ある程度マメな性格でないと厳しいですね。
4,良い飲食店の探し方
飲食業をストレスなく長く続けるためには、「待遇の良い飲食店」を見つける事が何よりも大切です。お店によっては「長時間労働」「安月給」「休日出勤」などが当たり前のように行われています。
このようなブラック気質な飲食店に入社してしまうと、辛い思いをして結局退職する事になります。
飲食の仕事を長く続けていくためには、待遇が整っていたり、従業員の事をしっかり考えてくれるお店を選ばなくはいけません。
しかし、一般の求人から応募したり、直接お店とやり取りをしてしまうと、そのお店の待遇が本当に良いのか分かりません。
これではブラックなお店に入社してしまう可能性があるので危険です。
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・ジャンル:飲食、フード
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・ジャンル:飲食、フード
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【関連記事】・飲食に強い転職エージェント特集!おすすめのエージェントを徹底比較!
5,向いてないなら飲食以外の仕事探しを行う
そもそも「飲食業が自分には向いてない!」と感じるようであれば、飲食業以外の仕事に目を向けてみましょう。飲食業が向いていないのに、無理に続けても辛い思いをするだけです。
「営業職」「経理」「製造業」「販売職」など、世の中には様々な職業が存在します。飲食業に疑問を感じているならば、こういった飲食業以外の仕事にも目を向けてみましょう。
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6,飲食の向き不向きのまとめ
以上です。今回は飲食業の向き不向きについてご紹介しました。
飲食業は「ホールスタッフ」「調理師」「本社勤務」に分かれます。基本的に未経験者からのスタートであれば、「ホールスタッフ」から始める事がほとんどでしょう。
仕事には向き不向きがあり、飲食業に向いてない人も中にはいらっしゃいます。飲食業に向いてない人が飲食店で仕事を行うと、過剰なストレスを受け、人一倍仕事で辛い思いをする事になります。
ただしこれには、労働環境が大きく関係しているので、お店選びにも注意する必要があります。飲食店にはブラック気質なお店がまだまだ多く、「長時間労働」「休日出勤」「安月給」などが横行しています。
お店の待遇に不満を感じる場合は転職エージェントを使っての転職、飲食業自体が嫌なのであれば別の職業への転職を検討してみましょう。
【関連記事】・飲食店に向いてないから辞めたい・・。飲食からの転職について