今の職場に不満を持っていても、実際に転職活動を行う人は、ほんの一握りです。それは何故かと言いますと、単に面倒くさいから・・・。転職はそれなりに労力が掛かるし大変なことです。何度もハローワークに通い、1から就職先を探す。考えるだけでも行動する気が失せますよね。
1,転職活動が面倒に感じる理由
転職活動は労力が掛かるので、すぐに行動に移せる人は少ないです。
ほとんどの人は現在の職場に満足していなくても、「面倒だからいっか。」「いい職場があれば転職したい。」くらいにしか考えておらず、誰も進んで転職活動を行おうとしません。
おそらく目の前に、「こういった職場で働いてみない?」と今の会社よりも良い条件の職場を掲示されれば、転職する人は多いと思います。
しかし「1」からすべて自分で転職活動を行うとなると、やはり手間が掛かるので中々行動に移せません。
転職活動が面倒に感じる理由1:履歴書作成が面倒くさい
転職を何度も繰り返している人であれば別ですが、普通の人は履歴書作成に慣れていないことがほとんどです。自分一人で履歴書を1から作るとなると、分からない事も多いし何から始めればいいのか分かりません。
どうしても書類の作成って面倒に感じてしまいますよね・・・
転職活動が面倒に感じる理由2:転職手段が分からない
最近ではネットを使った転職方法が増えています。従来の転職活動ば、ハローワークで仕事を探すのが一般的でした。
しかしネットが普及してからは、ネット上でも様々な転職サービスが展開されています。
「転職エージェント」や「転職サイト」を利用すれば、ハローワークよりも手軽に転職活動が行えます。しかし具体的な使い方を知っているのは一部の人だけ。
未だに、転職活動はハローワークしか使っていない人が多いです・・・
ハローワークだけですとやはり不便だし、求人情報も少ないです。
転職活動が面倒に感じる理由3:どんな求人があるのか分からない
給料、待遇、仕事内容など、細かく記載された求人がすぐに見られるのであれば、転職も前向きに考えられます。しかしハローワークなど従来の転職サービスでは、現地に行って求人を確認するのが一般的です。
どんな求人があるかも分からないのに、わざわざ平日にハローワークに行こうとは思えませんよね。これでは目先の目標(転職したい会社)が定まらないので、転職活動を行おうとは思えません。
転職活動が面倒に感じる理由4:誰も相談する相手がいない
高校や大学であれば、学校の先生が就職活動を支援してくれました。分からない事があれば先生に聞けばいいので、何かと助けられますよね。
しかし社会人になり転職をするとなると、すべて自分一人で行う事になります。履歴書作成から面接まで行っていくので、正直分からないことだらけです。
相談できる人がいると心強いし、前向きに転職活動を行えます。
2,転職活動を楽に始める方法とは?
転職活動が面倒に感じるのは、転職に対する「知識不足」だからです。明確な手順が分かっており、どのタイミングで転職できるか把握できていれば面倒に感じないはずです。
続いては転職活動を楽に始める方法をお伝えします!
転職エージェントを使う
個人的に1番オススメの転職サービスは、「転職エージェント」というネット上のサービス。
転職エージェントでは、転職のプロがサポートしてくれるので、分からない事があれば何でも相談することができます。
●どの会社が自分に適しているか?
●希望の会社はどういった社風なのか?
●面接の攻略ポイントは?
●必要な書類の作成方法
こういった一人では分からないことも、すべて転職エージェントの担当者が教えてくれます。学校の先生のような役割ですが、先生と違うのは彼らが「転職のプロ」だということ。
何千人もの人を転職させているので、転職に対する知識はズバ抜けたものがあります。当然私たちでは知らない情報をたくさん持っているし、転職に有利な事をすべて教えてくれます。
さらには希望の転職先を探してくれたり、その企業の内部情報なども分かる範囲で教えてくれます。会社選びでの失敗もなくなるので、転職エージェントを利用するのは非常にオススメです!
転職サイトを使う
転職サイトでは、求人情報や様々なサービスを紹介しています。転職サイトの場合は、転職エージェントのように担当者がつくわけではないので、専任のサポートを受ける事はできません。
転職サイトは自分のペースで転職先を探したり、適正診断を受ける事ができるので非常に役に立ちます。
転職サイトはどちらかと言うと、そこまで転職に汗っていない方向け。
「今すぐ転職したい!」というのであれば転職エージェントがオススメですが、「自分のペースでゆっくり転職先を見つけたい!」という方ですと、転職サイトの方がオススメです。
どちらを使うか決める必要はないので、両方のサービスを使ってみて、自分に合った使いやすい方を使っていきましょう。
転職サイトも転職エージェントも、ネット上で無料で登録できるので、ハローワークのように出向く必要がなく便利です。
3,効率の良い転職方法を身に付けよう
転職エージェントや転職サイトを使い倒す
●自己分析や適正を見極める
●求人探し
●求人がブラックでないか調べる
●履歴書を作る
●書類選考応募
●面接練習
●面接本番
●内定を貰う
転職活動では上記のような事を行います。すべて自分一人でやってもいいですが、せっかくなので転職エージェントの担当者にサポートしてもらうのがオススメです。
自己分析や適正診断は、転職サイトで簡単に受けられます。求人探しは自分で行ってもいいですが、転職エージェントや転職サービスを使って探してもらう事も可能です。
履歴書の作成方法や面接の練習なども、転職エージェントで行う事ができます。プロに手伝ってもらうことで、短時間で効率よく転職の合格率を高める事ができます。
合格率を知っておこう
いざ転職活動を始めても、思うように転職先が決まらないこともあります。
「いつになったら内定を貰えるのだろう・・・」
「このまま転職できないのではないか?」
こういった不安がよぎることもあるでしょう。それは転職の”合格率”を正しく把握していないからです。「すぐに受かる」と思っていたのに、1回、2回と面接で落とされれば嫌になってしまうでしょう。
転職活動での合格率は、一般的に下記のように言われています。
●書類選考合格率:約30%
●1次面接合格率;約30~40%
●最終面接合格率:約30~50%
それなりに難しいことがお分かり頂けるでしょうか?もちろん競争率の低い企業を選んだり、経験したことのある職業に応募すれば、合格率を高める事は可能です。
しかしそれでも、1回で受かる事は稀だし何度か面接を受ける必要があります。
1つに絞らない!
これは転職活動の鉄則とも言えますが、何事も1つに絞らないことです!例えば使う転職エージェントを1つに絞ったり、応募する企業先を1つに絞ってしまう。
これらを1つに絞ってしまうと、時間配分が悪くなり効率よく転職活動が行えなくなります。
いくつかの転職エージェントや転職サイトに登録して、さらに応募する会社をできるだけ増やす。こうすることで成功率を最大限に高める事ができます。
転職活動は短期間であればあるほど、体力的にも精神的にも疲れません。
4,オススメ転職エージェント&転職サイト
リクルートエージェント(転職エージェント)
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも規模が大きく求人数が多いことで有名です。10万件以上の求人を抱えており、大企業の就職先も豊富に揃えられています。
サポート体制もしっかりしており、転職するなら必ず登録しておきたいサイトです。全体の90%が非公開の求人情報なので、他では見つからない求人が探せます。登録は無料でできます。
転職エージェントなので、担当のエージェントのサポートを受ける事ができます。いい転職先があればすぐにでも転職を考えたいのであれば、リクルートエージェントに相談してみるのがオススメです。
DODA(転職エージェント)
DODA(デューダ)は、リクルートエージェントに続いてシェア率が高い転職エージェント。こちらも全国展開しており、首都圏や地方の求人も豊富なので安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントと同等の求人数を誇っており、必ず登録しておきたいエージェントとなります。
DUDAは転職サポートにも定評があり、親切で親身に対応してくれるという口コミが多いです。丁寧なカウンセリングや転職者に合わせたサポート体制は、強い味方となり転職にも有利に働きます。
サポートが充実しているため、始めての転職エージェントの利用でもオススメできます。もちろん登録は無料で行えます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
5,まとめ
以上です。今回は、転職活動が面倒くさいと感じている方にオススメの、手軽で簡単にできる転職方法をご紹介しました。
ハローワークなど従来の転職サービスを使うと、どうしても不便だし面倒に感じることが多いです。楽に転職活動を行うには、「転職エージェント」などネット上のサービスを利用すること。
転職エージェントを利用すれば、自宅にいながらネット上での転職活動が可能になります。分からない事は転職エージェントの担当者に何でも聞けますので、従来の転職活動に比べれば非常に”楽”です。
登録はすべて無料で行えますので、とりあえず登録してみて、求人内容やサービス内容をチェックしておきましょう!