合わない上司と仕事をしていると、何かとストレスが溜まりますよね。特に直属の上司ですと、毎日顔を合わせることになるし、辛い思いをすることになります・・・
もし直属の上司と性格が合わなかったり、考え方が合わない場合は転職を考えてもいいかもしれません。
直属の上司は、仕事を通してこの先ずっと関係を持たなくてはいけません。その上司と相性が悪いと、デメリットが多く大変な思いをすることがあります。
仕事を選ぶ上で、職場での上司との人間関係は”もっとも大切”といっても過言ではないです。
1,上司が昇進の鍵を握っている
上司との人間関係はもっとも重要です。新入社員として会社に入社して、その新入社員を評価するのは「直属の上司」だけです。
どれだけ周囲の人たちが「あの新入社員は仕事ができる!」と思ってくれても、自分の仕事ぶりを上に報告するのは直属の上司だけです。
直属の上司が「あいつは使えません。」「仕事はできるがモラルがない。」などと上に報告すれば、社長や上層部からの評価は当然悪くなります。
ようするに新入社員の昇進の道は、直属の上司がすべて握っていると言っても過言ではないと言う事です。
上司に気に入られないと昇進できないことも・・
B君 仕事はできないが上司に気に入られている
例えば上記のような新入社員が二人いたとします。A君は仕事はできて人当たりも良いのですが、上司との相性が非常に悪いです。反対にB君は仕事はできず人付き合いも悪いですが、上司にだけは気に入られている。
モラルのある上司であれば、B君を気に入っていても仕事のことを考えて、A君を昇進させますよね。
しかしバカな上司は、自分の都合ばかり優先させるので、自分が気に入っているB君を優先して昇進させてしまいます。
このようなバカな上司に当たってしまうと、上司から気に入られないだけで、いつまで経っても昇進できない状態が続くこととなります。
仕事ができて一生懸命で周囲からの人望も厚い。こういった人が適正の評価を受けれないのは、非常に不愉快ですよね・・・
転職を考えないのはリスキー過ぎる
「転職はリスク」と考える人もいらっしゃいますが、状況によっては転職を考えないことがリスキーとなります。
合わない上司の下についてしまったばっかりに、一生平社員だったらどうしますか?何十年も無駄な時間を過ごすことになりますよね?
本来であれば仕事が出来て有望な社員であれば、昇進・昇給して役員クラスになっているかもしれません。それが一人のバカな上司のせいで平社員のまま終っていくのです。
考えただけで殺意が湧くし、将来振り返った時に後悔しか残りません。
そうならないためにも、「転職」という選択肢は常に頭の中に入れておくべきです。
異動を申し出るのもオススメ
どうしても上司と一緒に仕事をすることが苦痛であれば、社内での異動を申し出るのも1つの対策です。大きい会社であれば相談する場所があったりするので、そういった場所で話を聞いてもらいましょう。
「正当な評価を受けられない。」
「パワハラにあっている。」
上記のように相談してみると、内容によっては異動させてくれるかもしれません。ただし、上司に異動を申し出ていることがバレる可能性もあるので慎重に行ってください。
2,上司と相性が悪い原因を考える
現在合わない上司と仕事をしている人は、”上司と相性が悪い原因”を考えてみてください。その上で解決できそうであれば、努力してみる事をオススメします。
・何かトラブルがありそこから仲が悪くなった
・部下にばかり仕事を押し付けてくる
・理由もなく上司から毛嫌いされている
・上司の人間性が苦手
解決は可能か?
上司と仲が悪い原因は様々です。しかし中には、ちゃんと向き合うことで解決できる場合もあります。例えば何かトラブルがありそこから仲が悪くなったのであれば、キチンと話あってみるのもいいと思います。
部下にばかり仕事を押し付ける上司や、理由もなく冷たく接する上司には、面と向かって自分の考えをぶつけてみるのもいいですね。
直属の上司に大きなストレスを抱えている場合は、その状態で長く働くのはよくありません。一度自分の意見をはっきり伝えて、改善の余地があるのか確認してみましょう。
自分の気持ちを伝えても上司の考えが変わらないようであれば、その会社に勤める理由は1つもないです。
3,意地で働くのはデメリットしか生まない
これは気が強い方に多いのですが、「絶対あんなヤツ(上司)に負けるのは嫌だ!」と意地で仕事を続けるのはオススメしません。
嫌いな上司が原因で仕事を辞めるとなると、その上司に負けた気がするのも分からなくもないです。しかしそれが本当に最善の道なのでしょうか・・・?
自分を不幸にするだけ
合わない上司と働き続けるのは、どんな理由があろうと自分を不幸にするだけです。もちろん、改善の余地があるのであれば別です。
しかし改善できないような職場であれば、この先昇進もできず無駄な時間を過ごすことになります。「負けたくない!」という小さな意地のためだけに、何十年と大切な時間を捨てるのは、もったいないと思いませんか・・?
そんなバカなことはせずに、自分の将来の事を考えて転職を視野に入れることが大切だと思います。
4,合わない上司の下で働くデメリット
学ぶべき事が1つもない
仕事ができる上司の下で働いていると、仕事以外にも人としてのあり方や、部下の扱い方などたくさんのことが学べます。逆にバカな上司や理解力のない上司の下で働くと、何一つ自分のためになりません。
一緒に働いていても、ただストレスが溜まるだけです。せっかくの貴重な時間も何も学べず過ぎていきます。
ストレスで病気やうつ病になる可能性も・・
自分では「大丈夫」と思っていても、毎日のストレスは積み重なっていき、ある時突然、病気やうつ病を発症することがあります。
仕事でのストレスは少しずつ慣れていきます。この「慣れ」が思考を麻痺させ、過度のストレスをかけていきます。
どれだけ努力しても評価されない
上司から嫌われていると、どれだけ仕事で頑張っても正当な評価が受けられません。人一倍努力しているのに一切評価されず、頑張っていない同僚が出世していると悔しいですよね・・・
人間性やモラルに欠ける上司の下では、本来働くべきではありません。
手柄を奪われる事も・・?
上司に好かれていなければ、仕事での手柄を奪われる可能性だってあります。上に報告を入れるのはすべて直属の上司の仕事です。
その上司が「私がこの仕事をやりました。」と言ってしまえばそれまでです。すべて手柄を横取りされて、自分は何も評価されないままとなります。
5,転職エージェントに登録しておく
現在、合わない上司と働いているのであれば、とりあえず転職エージェントに登録しておく事をオススメします。
今すぐに転職する必要はありませんが、転職について知識をつけておくことは大切です。
転職エージェントに無料登録しておくことで、興味のある仕事が見つかったり、キャリアアップできそうな仕事を探す事ができます。
何も行動していないと、次の働きたい就職先が出てきませんので、いつまで経っても今の状況と変わりません。
転職エージェントを使えばリスクを抑えられる
通常の転職活動は、仕事を辞めてから行うのでリスクが伴います。しかし転職エージェントを使えば、ネット上で転職活動が行えるので、仕事を辞めずに転職活動が行えます。
現在の仕事を続けながら、時間のある時に求人をチェックしたり、面接を受ければいいのでリスクがなく非常にオススメ。
さらに転職エージェントには、転職のプロがいらっしゃいますので、転職に関する相談や悩みを何でも聞いてもらえます。
オススメの転職エージェント1:最大手のリクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも規模が大きく求人数が多いことで有名です。10万件以上の求人を抱えており、様々な就職先が豊富に揃えられています。
サポート体制もしっかりしており、転職するなら必ず登録しておきたいサイトです。全体の90%が非公開の求人情報なので、他では見つからない求人が探せます。
土日の面談も行っているため、仕事で忙しく転職活動が出来ない方にもオススメです。
リクルートエージェントでは、無料登録を行えばどういった仕事があるのか確認できます。
オススメの転職エージェント2:独自のサービスを提供するDODA(デューダ)
続いてご紹介するサービスはDODA(デューダ)です。DODAはリクルートエージェントに次いで、求人数が多くオススメの転職サービスです。
独自のコンテンツやサービスを用意しており、転職の際には役に立つツールが揃っています。
例えば「人気企業ランキング」「履歴書講座・職務経歴書講座」「応募書類の提出マナー」「面接悩み相談室」などのコンテンツや、「キャリアタイプ診断」「適性年収査定」「職務経歴書の作成サポート」といったツールなど。
無料登録するだけで、こういったサービスを全て使えるようになります。
6,まとめ
以上です。今回は、職場で上司と合わない人に向けた、転職・退職についてお話しました。転職理由は様々ですが、上司との人間関係はもっとも多い転職理由ではないでしょうか?
上司と合わないと、それだけで昇進や昇給にも影響が出てきます。さらに大きなストレスも掛かるので、デメリットばかり生んでしまいます。
こんな状態で仕事を続けても、将来性がなく無駄な時間を過ごすだけです。転職はもちろん多少のリスクはありますが、よりよい職場で働くには必要な事です。
是非、転職活動を行って、心機一転新しい職場で理解力のある上司と出会いましょう。