受付の仕事は女性に多いのですが、華やかに見える反面、実は悩みを抱えている人も多くいらっしゃいます。今回は受付の仕事が辛い、辞めたいと感じる理由や、その対処法についてご紹介します。
目次
1,受付の仕事内容
2,仕事を辞めたいと感じる理由
3,対処方法は?
4,転職エージェントを使う
5,まとめ
1,受付の仕事内容
・電話対応
・窓口対応
・来客の社内案内
・お茶だし
・パソコン入力
受付と一言に言っても、会社によってやる仕事は様々です。基本的には来客の対応をしたり、電話対応などがほとんどです。大きな会社であればずっとお客さんが出入りするので、それだけでも結構な仕事量になります。
受付は「会社の顔」とも言える存在です。「花形」などと聞こえはいいですが、仕事内容を見てもわかりますが大変なことばかりです。電話対応や来客対応とありますが、クレームで電話をかけてくるお客さんもいますからね・・・
受付はまず一番最初にお客さんと接することになりますが、相手の要望に合わせて専門の部署を紹介することになります。クレームであればクレーム対応や担当の窓口に回す。
来客であれば、上司などに引き継ぐ。小さな会社であれば窓口~クレーム対応までさせられる場合もあります。
受付の仕事をするメリットは?
受付の仕事での最大のメリットは、「残業」がないことですね。定時になれば仕事が終るので、プライベートの時間をしっかり確保できます。夜飲みにいったり家でゆっくりできたりと、ストレス発散もできます。
他にも色々な人と出会えるのも魅力的ですね。お客さんはもちろんですが、お客さんを会社の別部署へお通しするので社内の人たちとも仲良くなれます。
知り合いが増えるので、そこから社内で友達ができたりと交流が多い仕事です。
2,仕事を辞めたいと感じる理由
花形とも呼ばれる受付の仕事ですが、一体どういった時に「仕事が辛い、辞めたい・・」と感じてしまうのでしょうか?
いつでも笑顔じゃないとダメ
受付の仕事は接客に近いものがあります。お客さんと最初に接するわけですから、常に笑顔で愛想を振りまかなければいけません。自分自身の調子がいい時であればいいですが、気分が落ち込んでいる時や嫌な事があったときは大変です。
体調が悪いからといって、冷たくお客さんに接してしまえば上司にクレームがいく恐れもあります。しっかりプロ意識を持って、笑顔でい続けなければいけません。
やりがいが感じられない時
受付はこれといった大きな仕事はありません。毎日お客さんの誘導や電話対応をしているだけ。人によってはやりがいを感じられず、「仕事を辞めたい。」と考える人も多いです。
・何か大きなプロジェクトを任せられたい
・成功したら昇給できるような仕事をしたい
・人のためになる仕事をしたい
人によってどこで仕事のやりがいを感じるのかはバラバラですが、上記のように何か大きな仕事をしたいのであれば受付の仕事は向いていないです。
接客で疲れてしまう
受付の仕事は、接客も仕事の一部として含まれています。最初にお客さんの相手をすることになるので、それなりにストレスも溜まるし辛いと感じるでしょう。
接客業との違いは1~10まで接客をする必要がないこと。受付の仕事内容は最初にお客さんから話を聞き、それを上司や他の部署に引き継ぐことになります。クレームであっても最初は話を聞かなければいけませんが、その後担当窓口に引き継げばOKです。
とは言っても、担当部署に取り次ぐまでは延々と受付に文句を言ってくるお客さんもいらっしゃるので、やはり接客疲れはするでしょう。
接客が苦手であれば、受付の仕事は向いていない職業となります。
給料が安い
受付の仕事では、給料が安いのも辞めたい理由に上がってきます。やはりある程度手際がよければ誰にでも勤まる職業。特別な経験などもいらず、給料設定が低い会社は多いです。
営業などのように頑張って給料を上げることもできないので、基本的には固定給のみとなってしまいます。どうしてもお金が欲しい方や、もっと出世して給料を上げたい方には向いていない職業になります。
周囲と年の差が出てきたとき
受付はやはり会社の顔となるので、「美人」「若い」といった女性社員が選ばれる事が多いです。女性でも年齢を重ねていけば、周囲と年の差が出てくるし受付を続けるのが難しくなってきます。
周りが若くて綺麗な女性ばかりで、自分だけ年齢が離れていたら働き辛いですよね。
人間関係
受付の仕事はほとんどが女性です。もちろん会社によってはイジメもあるし、嫌な事を言われる事も多いでしょう。女性ばかりの職場は人間関係が大変です。
優しい人ばかりであれば逆に楽しい職場になるのですが、癖が強い女性が多いと「辛い、辞めたい」と感じる事も多いでしょう。
何も身につかない
受付の仕事をしていて、「辞めたい」と感じる理由の1つに何も仕事が身につかないことが挙げられます。事務職や営業であれば、そのまま次の仕事でも生かす事ができます。
しかし、受付の仕事は多少の接客技術や来客対応、電話対応は身に付きますが、「営業トーク」「簿記」「パソコンスキル」といった、次の仕事に生かすための技術が身につきません。
受付の仕事が長ければ長いほど、次の転職の際に苦労する可能性があります。
3,対処方法は?
人事異動を申し出る
重要なポジションや大切な仕事ですと、人事異動はそう簡単には受け付けてくれません。しかし受付の仕事からであれば異動できることも多いです。
異動条件としては、まず仕事ができること。受付の仕事を難なくこなし、「もっと難しいやりがいのある部署への異動したい!」と申し出れば、異動できる可能性はあります。
しかし受付すらも上手くできていないようであれば、もっと難しい部署にはおそらく配属させてもらえないでしょう。次の部署でお荷物になってしまうのが目に見えて分かってしまうからです。
「異動の理由は向上心を出していこう!」
異動の理由は、やはり向上心を出す事が大切。「もっとやりがいのある仕事をして、昇進したい!」などと上司に伝えれば、やる気を認めてもらえるし異動しやすくなります。
自分に合った職種を考えてみる
そもそも「受付」という職業が自分に合っているのか考えてみましょう。
・接客が苦手
・常に笑顔を作れない
こういった性格の持ち主なのに、受付の仕事をしていると毎日が辛く感じるし楽しくありません。やはり仕事を選ぶ上で、「自分に合った職種選び」は何よりも大切です。
人付き合いが苦手でもくもくと作業をするのが得意であれば、「ライン作業」や「事務職」などが向いていますよね。逆にお客さんと接するのが好きで、給料を上げたいと思っているのであれば「営業」などが当てはまります。
自分の性格に合わせて、適切な職業選びをするようにして下さい。すうすれば自然と仕事を頑張れるようになるし、結果も残せるはずです。
4,転職エージェントを使う
受付以外の職種を考えているのであれば、まずは転職エージェントを使うのがオススメです。通常転職活動をしようと考えたら、仕事を止めて行う必要があります。
しかし転職エージェントをの場合は、今働いている仕事を続けながら行えるのでリスクがなくオススメ。
時間がなくても転職エージェントが自分に合った職業を教えてくれるので、夜暇な時間帯や休日にインターネットを使って少しチェックする程度でOKです。
リクルートエージェント(転職エージェント)
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも規模が大きく求人数が多いことで有名です。10万件以上の求人を抱えており、大企業の就職先も豊富に揃えられています。
サポート体制もしっかりしており、転職するなら必ず登録しておきたいサイトです。全体の90%が非公開の求人情報なので、他では見つからない求人が探せます。登録は無料でできます。
転職エージェントなので、担当のエージェントのサポートを受ける事ができます。いい転職先があればすぐにでも転職を考えたいのであれば、リクルートエージェントに相談してみるのがオススメです。
5,まとめ
以上です。今回は受付の仕事内容や、仕事を辛い、辞めたいと感じる理由や対処法についてご紹介しました。受付の仕事は憧れる女性も多いですが、意外と大変です。
お客さんからのクレームの窓口にもなるし、これといったやりがいを感じる事もできません。もちろん他の職種に比べれば給料面でも満足いかないことが多いでしょう。
仕事をしていて満足できるのであればいいですが、そうでないなら早いうちに転職を考えてもいいかもしれません。受付の仕事はできても30代後半~40代までがほとんど。
突然辞める事になると、就職先も見つけるのに時間がかかってしまいます。前もって転職エージェントに登録しておくことで、いざという時にすぐ転職活動が行えるのでリスクヘッジに繋がります。