日用雑貨や薬、食品など何でも揃うドラッグストア。年々利用者が増加傾向にあり、それに伴い求人数も増えています。
目次
1,ドラッグストアがきつい、辞めたいと感じる理由8つ
2,ドラッグストアで働く人の満足度について
3,ドラッグストアからのオススメの転職先
4,おすすめ転職エージェント3社
5,ドラッグストアがきつい、辞めたい理由のまとめ
ネットの求人情報を見ても、ドラッグストアの求人はありふれています。
現在ドラッグストアは消費者から人気があり拡大しているお店が多いです。その影響を受けて業界全体が「人手不足」に陥っています。
ドラッグストアで働く社員の中には、「仕事がきつい。」「ドラッグストアを辞めたい・・」このように感じている人が多く見受けられます。
今回はドラッグストアの仕事がきつい、辞めたいと感じてしまう理由についてご紹介します!
1,ドラッグストアがきつい、辞めたいと感じる理由8つ
ドラッグストアがキツイ、辞めたいと感じてしまう理由には、以下の8つが考えられます。
●給料が安い
●労働時間が長い
●やる事が多い
●ノルマがある
●意外と体力が必要
●覚える事が多い
●接客面での問題
●服装や髪型に厳しい
ドラッグストアを辞めたい理由1:給料が安い
ドラッグストアの給料は、比較的安く設定されている所が多いです。私の地域のドラッグストアだと、850円~950円くらいで求人が出ていました。
私が住んでいるのは田舎なのでこのくらいですが、都心部でも950円~1100円くらいが相場となります。これって普通のバイトに比べても、時給が低いですよね。
シフト制でアルバイトで週に4日程度働いても、月10万くらいとなります。フルタイムで働けば、13万~16万くらいは貰えます。
ドラッグストアを辞めたい理由2:労働時間が長い
ドラッグストアの場合、営業時間は9時~22時くらいで設定しているお店が多いです。
アルバイトであれば、この中で4~5時間程度働きます。正社員ですと営業時間9時~22時で「遅番」と「早番」に分かれて、実質8時間くらい働くことになります。
ただしドラッグストアは夜でも来店する人が多く、残業になることが多いです。特に人手不足な職場だと、毎日のように残業させられる事もあります。
ドラッグストアを辞めたい理由3:やる事が多い
最近ではドラッグストアでも様々な商品が販売されています。「医薬品」だけでなく「日用雑貨」「健康食品」「化粧品」などなど。
商品数が多いと言う事は、それだけ「棚卸し」「商品陳列」「品出し」などに時間を取られるという事です。他にも「レジ打ち」や「電話対応」、「クレーム対応」など様々な仕事を行わなければいけません。
バイトであれば一つの仕事を任せられるだけですが、正社員の場合、これらすべての仕事を行う必要があります。
ドラッグストアを辞めたい理由4:ノルマがある
これはお店にもよりますが、一部のドラッグストアでは「販売ノルマ」が課せられる事があります。
ノルマが課せられるのは、「化粧品の販売」「シャンプーの販売」などですね。日用品や食品のノルマは聞いた事がないですが、美容系の商品だとノルマがある事が多いです。
特に自社ブランドを掲げているドラッグストアだと、自社ブランド商品へのノルマが課せられます。
ドラッグストアを辞めたい理由5:意外と体力が必要
ドラッグストアは意外と体力面でもキツイ仕事です。ダンボールの水やジュースを運んだり、ドッグフードやお米なども重たいですよね。
こういった商品の陳列や品出しを行うため、割と「力」と「体力」が必要になってきます。
ドラッグストアを辞めたい理由6:覚える事が多い
ドラッグストアではたくさんの「食品」「医薬品」「日用品」を取り扱うため、覚える事が非常に多いです。
特に薬の成分ですね。お客様から薬について問いかけられたり、説明をしなくてはいけない場合もあるので、最低限の知識を詰め込まなければいけません。
ドラッグストアを辞めたい理由7:接客面での問題
接客していると、必ず「面倒な客」に遭遇する事があります。
特にドラッグストアは顧客の年齢層が幅広く、様々なお客様が来店してくるので、面倒なお客に出会う事が多いです。
ドラッグストアを辞めたい理由8:服装や髪型に厳しい
ドラッグストアは、社員の「服装」「髪型」「ネイル」などに厳しいです。薬や食品を販売しているため、あまり派手な服装だと認められない事があるようです。
確かに私の近くのドラッグストアを見ていても、働いている人は「黒髪」で落ち着いた雰囲気の人ばかりです。
2,ドラッグストアで働く人の満足度について
ちなみに一般企業と比べると、ドラッグストアで働いた人の満足度は低い傾向が見られます。
1位:コスモス薬品 平均2.99点
2位:ザグザグ 平均2.89点
2位:マツモトキヨシ 平均2.89点
4位:ココカラファイン 平均2.84点
5位:ウエルシア薬局 平均2.59点
上記の企業は、キャリコネの口コミで評判の良かったドラッグストアを経営する会社です。トップ5なのに満足度が5点中、3点を上回る企業がないのが気になります。
ちなみに他の優良企業は下記のような満足度をあげています。
トヨタ 平均3.6点
グーグル 平均4.2点
ドコモ 平均3.8点
高島屋 平均3.4点
ドラッグストア以外の会社だと、3点を上回る企業はたくさん存在します。特に大企業では働いた人たちの満足度が高い傾向がありますね。
これらと比べると、ドラッグストア全体の「働いた人の満足度」は、かなり低い水準となります。
3,ドラッグストアからのオススメの転職先
もしドラッグストを本気で辞めたいと感じているなら、別の仕事への転職をオススメします。続いては、ドラッグストアからのオススメの転職先をご紹介します。
●病院
●営業
●コンビニ、スーパー
ドラッグストアからのオススメの転職先1:病院
より専門的な知識やスキルを磨きたいのであれば、ドラッグストアから「病院」への転職をオススメします。向上心の高い薬剤師からは、病院の仕事は非常に人気です。
ドラッグストアの仕事って、どうしても単調で学ぶ事が少ないです。ある程度仕事を覚えてしまったら、それ以上勉強する事がなくなります。
自分自身の成長やスキルアップをしたいのであれば、病院への転職をオススメします。
薬剤師でなくても、ドラッグストアから病院の医療事務などに転職する女性の方も、最近は増えていますね。
ドラッグストアからのオススメの転職先2:営業
ドラッグストアでは「コミュニケーション力」「販売力」「接客スキル」などが身につくため、それを「営業職」で生かすことができます。
営業職の場合は、販売数・契約数に応じて給料を上げる事が可能です。大変さは増すかもしれませんが、それだけ給料が上がるので、仕事を頑張れるはずです。
・IT・WEB系の広告関連の営業
・銀行・証券会社の営業
・保険の営業
・医療機器営業
・不動産営業
・自動車販売の営業
営業職にも色々ありますが、選ぶ職種によって給料が大きく変わります。上記のような営業職であれば、契約数次第で月に50万以上稼ぐ人も大勢いらっしゃいます。
ドラッグストアからのオススメの転職先3:コンビニ、スーパー
ドラッグストアより楽に働きたい場合は、「コンビニ」や「スーパー」のバイトを試してみましょう。品だしや商品陳列、レジ打ちなど、ドラッグストアと仕事内容が似ているので、転職しても即戦力として働けます。
4,おすすめ転職エージェント3社
続いては、私がオススメする転職エージェント3社をご紹介します。どれも大手で求人数が多く、大企業の求人情報を多く抱えているのでオススメです!
全て無料で利用できます。
オススメの転職エージェント1:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも規模が大きく求人数が多いことで有名です。10万件以上の求人を抱えており、様々な就職先が豊富に揃えられています。
サポート体制もしっかりしており、転職するなら必ず登録しておきたいサイトです。全体の90%が非公開の求人情報なので、他では見つからない求人が探せます。
リクルートエージェントでは、無料登録を行えばどういった仕事があるのか確認できます。
オススメの転職エージェント2:サポートに定評のあるパソナキャリア
パソナキャリアは、丁寧なサポートをしてくれるので、転職初心者の方にもオススメです。
細かい部分までしっかり教えてくれて、転職活動を全面的にバックアップしてくれます。転職に不慣れな方でも、パソナキャリアを使えば、自分にあった営業の仕事をすぐに見つけられるはずです。
これまでの転職支援実績は25万人、取引をした企業数は16,000社以上にも及びます。実績のあるエージェントなので、安心して任せられます。
5,ドラッグストアがきつい、辞めたい理由のまとめ
以上です。今回は、ドラッグストアがきつい、辞めたいと感じる理由についてご紹介しました。
近年、ドラッグストアは消費者から人気を高めており、店舗拡大を行っているお店が増えています。このような背景もあり、ドラッグストアは慢性的な人手不足に陥り、社員一人一人が大変な思いをしています。
人手不足だと、一人一人の労働時間が長くなったり、残業や休日出勤をお願いされる事が増えます。
仕事に不満を抱えているなら、「転職エージェント」を使い条件の良い職場を探してみてください。もっと給料が高く、働きやすい職場はたくさんありますよ。