会社では友達が多い人もいれば、1人もできない人もいらっしゃいます。職場に友達が一人もいないと、働いていても楽しくありませんよね。それでは職場で友達ができない人の、原因や特徴にはどういったものがあるのでしょうか?
1,職場に友達がいない人は、信頼できる仲間を作ろう
職場で友達ができない人には、2通り存在します。
「会社では友達なんて必要ない・・」
「職場で交友関係を持つと、人付き合いが面倒になるだけ!」
「仕事場では仕事上の付き合いに留めたい。」
パターン1は上記のように、そもそも会社で友達を作りたがらない人ですね。このような人たちは、職場で社員同士の必要以上の付き合いを嫌います。
理由は様々ですが、やはり「付き合いが面倒くさい」と考える人が多いです。
仕事上の付き合いと割り切っておきたいので、仕事場で交友関係を作ろうとは考えていません。「友達ができない」というよりは、「あえて作らない」という言い方の方が正しいですね。
「仕事場に友達が欲しいけど全然できない!」
「職場で孤独なので寂しい・・・」
「悩みが相談できる仕事仲間が欲しい!」
パターン2は上記のように職場で友達が欲しくても、できない人です。
どちらにも言えますが、友達がいる人に比べて大きく損をしています。
職場に信頼できる仲間がいれば、それだけ仕事も捗るし悩みやピンチの時に助けてもらえます。
友達が1人いるだけでもストレスが軽減する
会社でストレスが溜まるのって、ストレスを発散する場所がないからです。上司にガミガミ怒られた後や、部下が仕事でミスをするとイライラしますよね。
そんな時に、友達や信頼できる仲間が1人でもいると、「あの上司仕事もできないくせにガミガミとウザイ!」と愚痴ったり、「あの部下は仕事ができなくて困る!」と不満をぶつけることもできます。
同意してくれる仕事仲間が一人でもいれば、一緒に共感して分かち合うことができますよね。
このように職場にストレスを分かち合える仲間がいると、会社ではストレスが溜まらなくなり、より仕事に集中できるようになります。
まずは職場で自分に友達ができない理由や原因を考えて、改善に努めるようにして下さい。
私の体験談
私も以前の職場で、一人だけ仲の良い同僚がいたおかげで、救われた事があります。
私は以前、美容室で働いていた事があるのですが、毎日遅くまでレッスンをさせられて、さらに嫌いな上司ばかりに囲まれていました。仕事は全然楽しくないし、上司へのストレスは溜まる一方でした・・・・
しかし1つ上の年上の女性がいたことで、かなり救われました。その女性も私と同じように仕事に不満を感じており、一緒に愚痴ったり悪口を言い合えたおかげで、お互いにストレスを溜めずに仕事を続けられました。
多分その女性がいなかったら、私は一瞬で仕事を辞めていたと思います。それだけ愚痴を言い合える仲間がいるというのは、仕事を続ける上では大切な存在になると思います。
2,職場で友達ができない原因・理由は?
友達はいらないと開き直っている
「会社に友達なんかいらない!」
このように開き直っている人は、自分から歩み寄ることもしないし、仕事仲間にも冷たく接するので友達はできないです。仕事とプライベートで完全に切り分けて考えてしまっているので、仕事でストレスを感じることも多々あるでしょう。
わざわざ自分で仕事とプライベートを切り分けてしまい、会社で大きくストレスを作っているので、もったいないことをしています。プライドが高い人にこのようなタイプが多いです。
自己主張が強すぎる人
自己主張が強すぎる人は孤立することが多いです。仕事に対してもやる気や熱がありすぎると、周囲との温度差が生じてしまい孤立してしまいます。
やる気はあるので仕事では評価されますが、同僚や部下からは嫌われる事が多く、結果的に社内でのコンセンサス(同意)が得られず出世する事ができません。
仕事は個人プレーではありません。自己主張を持つ事は大切ですが、それを周囲にぶつけすぎると社会では孤立してしまいデメリットを多く生んでしまいます。
「伝え方」や「接し方」を学んだり、時には言う必要のないこともあるので、何でもかんでも自己主張するのではなく柔軟に対処するようにしてください。
大きな声で挨拶ができない
「友達ができない」
「孤立して寂しい」
このように感じている人であれば、「挨拶」ができていないことが多いです。「大きな挨拶」をすると、された方は相手の雰囲気や感情を読み取ることができます。
逆に挨拶をしても小さな返事でしか返さなかったり、自分から挨拶が出来ない人ですと、周囲からは何を考えているか分からず接し辛い存在となってしまいます。
毎日明るく挨拶をしていれば周囲にも雰囲気が伝わり、声を掛けてくれる人も現れるでしょう。職場で友達がいない人は、思い切って皆に明るい挨拶をする事から始めましょう!
会社の行事に参加しない
職場の人たちが仲良くなるタイミングって、「忘年会」や「新年会」といった社外での行事が多いです。このような行事に進んで参加しない人や、すぐに切り上げる人、自分から進んで楽しもうとしないよう人たちは孤立しやすいです。
会社の集まりではお酒が入る事も多く、楽しもうとする人は自然と友達ができていきます。「仕事の付き合い」と考えずに、「お酒が飲める場所」として捉えて、変に身構えたり壁を作らない事が大切です。
会社の行事は社内とは違い、何でも気軽に話せるので仕事場で友達を作るのには絶好のポイントですよ。
職場で友達ができない人は、行事に参加して友達を作る努力をしましょう!
仕事をやらないorサボる
仕事に対して適当に接している人も、友達ができない傾向があります。1人が仕事をやらなかったりサボってしまうと、その周囲に迷惑が掛かることになります。
このような人は同じ社員のことを考える事ができず、会社では嫌われ者となってしまいます。
特に日本人は仕事に対して真面目な人が多いです。適当に仕事を行っていたりサボってしまうと、職場では周囲から距離を取られる事が多いです。
感情の波が激しい
日によって、イライラしてたりテンションが高かったりと感情の波が激しい人は会社では嫌われます。人は悪い時の印象を強く覚えるので、一度気分を害されると、「あの人とは話したくない・・」「あの人は嫌い。」とネガティブな感情が芽生えてしまいます。
気分がいい時にいくら優しく接してもダメです。仕事やプライベートで嫌な事があっても、仕事場ではイライラを抑えるようにしましょう。
仕事でミスばかり連発する
仕事でミスが多い人は、人柄がよくても周囲から冷たくされることが多いです。悪気はないので辛いですが、社会では仕方が無いことです。
皆ストレスを溜めてギリギリの中で頑張っているので、1人がミスばかり出して周囲に迷惑をかけていれば「邪魔な存在」として扱われてしまいます。
こんな人は自分が何故ミスを多く連発してしまうのか考える必要があります。
下記の記事では「仕事でミスが少ない人の特徴」を挙げているので、興味があれば一度チェックしてみて下さい。
【関連記事】・仕事でミスが少ない人の特徴や性格。できるビジネスマンになるには?
友達選びを間違えている
オジサンが若い男性グループに入ろうとしたり、全く違った雰囲気の人に話しかけても、そこから友達になることは難しいです。
それよりも「自分によく似た人」「同じ性別・年代」といった特徴の人であれば、会話や趣味も合う事が多く、そのまま友達になれる可能性が高いです。
3,会社に友達ができない場合の対処法・改善策
進んで挨拶をしたり話しかける
まず仕事場で友達がいない人は、「挨拶」をしたり進んで話しかけるようにして下さい。自分からアクションを起こさなければ、会社の人たちもあなたが何を考えていて、どういう人なのかも分かりません。
進んで自分をアピールすることで、周囲から「あの人は明るい人」「友達になれそう」などとポジティブに感じてもらい、友達がいない状況を改善できる可能性があります。
大らかな気持ちで接する
仕事はピリピリしやすいですが、常に大らかな人は周囲に必ず人が集まってきます。普段ピリピリしている人が突然大らかな性格になるのは難しいですが、努力することで少しずつ改善されています。
普段から人に優しく接するよう気をつけたり、イライラしないよう努力することも大切です。優しく接していれば自然と人が近寄ってきて、友達も増えていきますよ。
職場の行事には積極的に参加する
正直これが一番手っ取り早く孤立しない方法です。職場での飲み会に参加してお酒を飲んでいれば、嫌でも話しかけられるし、周囲と仲良く慣れます。
お酒が飲めない人でも、頑張って一杯飲んでみることでテンションが上がり、自然と会話する事ができますよ。「会社の集まりは面倒」「お酒は飲めないからダメ」などとシャットダウンするのではなく、一度試しに参加してみましょう。
参加する場合も「楽しむ姿勢」を忘れないで下さい。隅っこで暗いオーラを出していれば誰も近寄ってきません。しかし積極的にお酒を飲んで会話に参加するようにすれば、会社の同僚が自然と話しかけててくれますよ。
仕事には一生懸命取り組む
社会人になれば周囲は仕事に一生懸命取り組んでいます。適当に仕事をこなしたり、責任感のない働き方をすれば非難が集まるのは当たり前です。
社会人である以上、最低限度の責任感を持ち周囲と同じように頑張って仕事に打ち込みましょう。どれだけ性格が良くて明るい人でも、仕事を適当にしてしまうと、周りから嫌われるので注意してください。
共通の話題を見つける
友達がいない、できない人は、友達作りが下手な可能性が高いです。まず友達になりたい相手を探して、その人と盛り上がれそうな「共通の話題」を見つけましょう。
相手の趣味がカラオケであればカラオケについて、子育てを頑張っているなら子育て。このように相手に合わせた会話を選べば、自然と話が弾み仲良くなれます!
自分ことばかり話すのはNGです!
社会での協調性を学ぶ
社会に出れば「協調性」が重要視されます。どれだけ仕事ができても、人とのコミュニケーションが上手く取れない人は友達ができません。
仕事のことを考えるのも大切ですが、「どうすれば嫌な思いをさせずに伝えられるか?」といった相手の事を思いやる事も大切です。
仕事で思った事をバンバン言うのではなく、相手の感情も一緒に考えられると、仕事もできて周囲からも好かれて仕事での評価も上がります。
新しい職場で1からやり直す
すでに職場で孤立してしまっており、友達をつくるのが難しい人であれば「転職」を考えてもいいと思います。職場ではどうしても一度悪い印象を持たれると、そのイメージがついてしまい打ち解けるのが難しくなります・・
しかも自分が一度「苦手」と感じた人たちは、進んで友達になろうとも思いませんよね。気持ちは分かりますが、それがさらに職場での孤立を悪化させています。
そんなくらいなら、転職エージェントや転職サイトを使って、今の仕事場にいながら転職活動を行ってみるのも悪くないです。
良さそうな仕事が見つかったら、面接を受けてみて受かった時点で仕事をやめればいいので、リスクがほとんどありません。
4,現在孤立しているなら転職を考える
転職エージェントを使えば、求人をチェックしたり、様々な転職のサービスが利用できます。無料登録で使えるようになるので、新しい職探しや、いざという時のために、登録だけでも済ませておきましょう!
ここでは私がオススメする転職エージェント3社をご紹介します。
オススメの転職エージェント1:最大手のリクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも規模が大きく求人数が多いことで有名です。10万件以上の求人を抱えており、様々な就職先が豊富に揃えられています。
サポート体制もしっかりしており、転職するなら必ず登録しておきたいサイトです。全体の90%が非公開の求人情報なので、他では見つからない求人が探せます。
土日の面談も行っているため、仕事で忙しく転職活動が出来ない方にもオススメです。
リクルートエージェントでは、無料登録を行えばどういった仕事があるのか確認できます。
オススメの転職エージェント2:独自のサービスを提供するDODA(デューダ)
続いてご紹介するサービスはDODA(デューダ)です。DODAはリクルートエージェントに次いで、求人数が多くオススメの転職サービスです。
独自のコンテンツやサービスを用意しており、転職の際には役に立つツールが揃っています。
例えば「人気企業ランキング」「履歴書講座・職務経歴書講座」「応募書類の提出マナー」「面接悩み相談室」などのコンテンツや、「キャリアタイプ診断」「適性年収査定」「職務経歴書の作成サポート」といったツールなど。
無料登録するだけで、こういったサービスを全て使えるようになります。
サポートに定評のあるパソナキャリア
パソナキャリアは、丁寧なサポートをしてくれるので、転職初心者の方にもオススメです。
細かい部分までしっかり教えてくれて、転職活動を全面的にバックアップしてくれます。転職に不慣れな方でも、パソナキャリアを使えば、自分にあった営業の仕事をすぐに見つけられるはずです。
これまでの転職支援実績は25万人、取引をした企業数は16,000社以上にも及びます。実績のあるエージェントなので、安心して任せられます。
5,まとめ
以上です。今回は職場で友達ができない人、友達がいない人の理由や原因についてご紹介しました。
職場では一度孤立してしまうと、それを改善するのはなかなか難しいです。何か大きなアクションを起こせる人であればいいですが、そんな人だったら最初から友達ができていますよね・・・
そんな時は働き辛い環境から「転職エージェント」や「転職サイト」を使って、環境を変えてみるのがオススメ。
もし新しい転職先が見つかったら、最初から「挨拶」をしたり積極的に喋りかけるようにしましょう。会社の行事には極力参加して、周囲とコミュニケーションを取っていきましょう
自分が前の会社で孤立してしまった原因や理由をしっかり考えて、それに対する対策を実践してください。
そうすることで新しい会社で友達を作り、有意義で楽しいライフスタイルを手に入れる事ができます。