給料が上がる会社で働いていると、モチベーションが高まりますよね。仕事で結果を出す度に昇給され、上司からも誉められます。しかし、社会はそんなホワイト企業ばかりではありません。
何年、何十年と働いてもほとんど給料が変わらなかったり、会社にどれだけ貢献しても賞賛されない場合があります。
給料は従業員のモチベーションを上げるためには必要不可欠です。「仕事が好きだから」「仕事が楽しいから」こんな風に言っていても、やっぱり給料が上がらないとガッカリしますよね・・・
今回は、”会社で給料が上がらない理由・原因”についてご紹介します。
今働いている会社で思うように給料が上がらない場合は、是非チェックして下さいね。
目次
1,衰退している業種で働いている
2,必要な資格を取っていない
3,経営者がどうしようもないくらいバカ
4,上司に気に入られる部下になれていない
5,与えられた仕事しかしていない
6,一度給料を上げると下げにくい
7,入社して間もない
8,結果を出しづらい職業に就いている
9,転職を考える
10,まとめ
1,衰退している業種で働いている
社会には様々な業種が存在しますが、その中には「衰退している業種」と「繁栄している業種」が存在します。
「インターネット関連」「テクノロジー」「アプリ」「通信」「ファインテック」「人材派遣」「医療系」などは、利益を出す企業も多く、繁栄している業界と言えます。
反対に「出版関係」「リアルの小売業」「印刷」などは、インターネットの普及のせいもあり衰退している業界と言えます。
このように”衰退している業界”では、会社の業績アップ自体が難しいので、従業員の給料が上がらないことがほとんどです。
仮に昇給できたとしても、先行き不安定なので大幅な給料アップは見込めず、5,000円、1万円といった会社側に支障のない給料アップ程度しかしてもらえません。
対策・対処法
そもそも働いている会社が繁栄している業種でない場合は、従業員の給料を上げるのは非常に難しい問題となります。
これから先、会社の売上や利益が先細りしていく可能性が高いため、経営陣は少しでも「費用」を抑えようとします。
そんな中で従業員の給料を上げるとは思えませんよね・・・
必要な対処方としては、やはり繁栄している業界への転職が挙げられます。
ネット関連など毎年売上や利益を伸ばし続けている会社では、評価されれば給料が大幅アップします。
2,必要な資格を取っていない
職場で必要な「資格」を持つだけで、給料が数万円上がることがあります。資格を取ったからといって、資格手当が必ず発生する訳ではありません。
しかし、職場で必要とされている資格を取得すれば、間違い無く会社側からの評価は上がるし、資格手当を受けられる可能性も出てきます。
資格取得は必要であれば会社側から費用を援助してくれる事もあるので、興味があれば上司に相談してみましょう。上司がオススメする資格を取得すれば、キャリアアップに繋がるかもしれませんね。
3,経営者がどうしようもないくらいバカ
たまに自分のことしか考えていないような、どうしようもないバカな経営者がいらっしゃいます。
私が知っている経営者にもいるのですが、その方は会社の2代目で完全な家族経営を行っています。とにかく自分と自分の家族のことしか考えていなくて、従業員のことなどお構いなし。
会社の利益は家族や自分の給料・ボーナスなどに当てており、従業員は元より会社の将来すら考えていません。
こういったバカで愚かな経営者の会社では、どれだけ頑張ろうと、どれだけ成果をあげようと何の評価もされません。
対策・対処法
経営者がどうしようもないと、どんな対策・対処法を実践しても会社の体質が改善されることはありません。従業員が頑張って利益を出した分だけ、経営者の懐に入っていくだけです。
さっさと見切りをつけて、転職することをオススメします。
4,上司に気に入られる部下になれていない
給料を上げるためには、仕事で成果を出す必要があります。しかしそれだけでは実はダメなんです・・・・
仕事で成果を出して、さらに上司に気に入られなければ昇給は難しいです。
●仕事で十分な成果をあげているのに昇給されない
●人一倍仕事を頑張っているのに給料が上がらない
このように感じている人は、自分を評価する直属の上司が「自分のことをどう思っているのか?」を考えてみてください。
どれだけ仕事で優秀な成績を収めようが、評価するのは上司です。上司に嫌われていれば、正当な評価を得るのは難しくなりますよね。
対策・対処法
上司とコミュニケーション不足であれば、出来る限りコミュニケーションを取るようにしましょう。積極的に話しかけたり、プライベートな会話をするのもオススメ。
休憩を一緒に取ったり、ランチを誘うだけでも距離感を近づけられます。
飲み会や食事会などのお酒の席を使い、会話するのもいいですね。アルコールが入るとお互いの気持ちが緩み、上司とも打ち解け易くなります。
5,与えられた仕事しかしていない
給料を上げるためには、与えられた以上の仕事を行う必要があります。給料が上がらない原因は様々ですが、上司から言われた仕事しか行なっていない人はまず昇給はあり得ません。
上司から与えられる仕事は、自分だけでなく他のすべての社員が行っています。
会社は全員の給料を上げるわけにはいきません。やはり従業員の中でも”特別頑張っている人”を評価します。他の従業員との差をつけるためには、与えられた仕事以上の仕事を行うこと。
そうすることで他の従業員と比べて、上司からの評価に差をつけられます。
6,一度給料を上げると下げにくい
給料は一度上げてしまうと、それが最低水準となり今後下げるのが難しくなります。これが原因となり経営者は中々給料を上げようとは考えません。
特に波が激しい業種では、給料を上げたのはいいけど、次月から売上や利益が下がってしまう事もあります。会社の業績不振を理由に給料を下げる事は可能ですが、やはり社員のモチベーション低下にも繋がるし、できれば避けたいと考えます。
よくあるのは、給料を上げる代わりにボーナスを増やすといった会社。
ボーナスであれば毎回業績に合わせて動かせるので、会社側としても気持ちが楽です。
私の知り合いの経営者は、滅多な事がない限り従業員の給料を上げませんが、利益が出れば従業員にボーナスとしてガンガン分け与えています。
対策・対処法
給料の代わりにボーナスなどで恩恵を受けられていれば、何の問題もないはずです。経営者側は従業員のことを思いやってくれているし、業績にあわせた収入を与えてくれています。
そもそもそれが会社の方針ですから、自分だけ給料を上げることは難しいでしょう。どうしても給料を上げたい場合は、社長に直訴するしかありません。
7,入社して間もない
昇給は一般的には4月に行われます。
一般的には3年程度働いていれば、昇給されることが多いです。金額にすると、中小企業で4,000円くらい、大企業ですと1万円以上アップする事も。
入社1年目や2年目ですと、まだ昇給がない会社も見受けられます。
対策・対処法
これに対する対策・対処法はとにかく待つだけです。早く給料が上がって欲しい気持ちは分かりますが、ここはグッとこらえて昇給の時期を待ちましょう。
入社1年目、2年目であれば昇給なしが普通です。最低でも3年以上は待ってみる必要があります。
8,結果を出しづらい職業に就いている
社会には、「評価され易い職業」と「評価されにくい職業」が存在します。
●営業職
●販売職
●プログラマー
●クリエイティブ関係
●事務職
●工場職
●受付
営業や販売業などのような実績を伴う仕事は、上司からの評価を受けやすいです。明確に仕事の業績が数字として現れるので、それに伴って給料アップが期待できます。
しかし事務職や工場職のように、淡々と仕事を行う場合は数字となって結果が出ません。ですので判断基準も難しく昇給が難しい傾向があります。
9,転職を考える
「仕事を頑張っているのに5年間給料が変わらない。」
「会社の業績が年々低下している・・」
こういった状況で仕事をしているのであれば、今後給料が上がる確率はかなり低いです。本気で給料を上げたいのであれば、今の会社に居続けるリスクを選ぶのではなく、「転職」というリスクを選びましょう。
転職エージェントを利用すれば、現在の仕事を続けながら転職活動が行えます。
新しい仕事が決まってから退職すればいいので、普通の転職に比べて”リスク”が少ないです。
リクルートエージェント(転職エージェント)
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも規模が大きく求人数が多いことで有名です。10万件以上の求人を抱えており、大企業の就職先も豊富に揃えられています。
サポート体制もしっかりしており、転職するなら必ず登録しておきたいサイトです。全体の90%が非公開の求人情報なので、他では見つからない求人が探せます。登録は無料でできます。
転職エージェントなので、担当のエージェントのサポートを受ける事ができます。いい転職先があればすぐにでも転職を考えたいのであれば、リクルートエージェントに相談してみるのがオススメです。
10,まとめ
以上です。今回は、会社で給料が上がらない理由・原因についてご紹介しました。給料アップのための対策・対処法は様々ですが、本気で給料を上げたければ転職がオススメです。
インターネット関連や通信系、テクノロジー関係などは業界自体が繁栄しています。こういった分野の大企業に就職して一生懸命働けば、それこそ鰻上りに給料が上がっていきます。
インターネット関連企業では、年収1000万を超える社員なんてザラにいらっしゃいます。
こういった成功を掴める業種に転職するのも、キャリアアップのためには必要ですよ。